2000年2月23日

松原湖 氷上レース みんなの手記


氷ラジ野郎 松原湖に集結!


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氷上オーバルビデオはこちら(Mpeg1 約3.5MB BGM付) ←強く推奨します!オモロイよ!!

ラジコンは遊びだ。遊びであるから、合宿せねばならない・・・・テクラテス(BC1255)
 

■モミー(マツバラさん)の場合

2月13日の午後。この日は私にとって特別な日になってしまった。

この日は長野の「松原湖」と言う、私には何か特別な縁を感じるこの湖の上で氷上レースが行われるのである。

氷上レースといっても初体験の私には、どんな感じのレースになるのか皆目見当もつかず、ただ漠然と滑る路
面でのレースという事しか思い浮かばない。滑る路面は苦手ではないバギー野郎の私でも少々不安ではあった
が、Creekさんの事前情報を頼りに、なぜかプレステの「GT2」で練習する日々が続いた。

「レース前日」

レース前日の午前に松原湖に向けて出発。途中Creek&安宍さんと思いもよらぬ合流を果たし、一緒に目
的地へと向かった。

お昼過ぎに松原湖に到着。先に到着していた「きゃめりんさん」達と昼食を取り「かーまたさん」「浦野Jrさん」
と共にコース上(氷上)で練習を始めた。「おっ!思ったよりもグリップするぞ」と思いつつ走らせてはいたが
いったん滑らせてしまうとどうにもならないのが氷上。ココはとにかく練習して氷上に慣れるのが早いと思い
練習する事にした。しかし、そうはさせてくれないのが氷上であった。
1パック目をご機嫌よく走らせてはいたのだが、2パック目の途中でアンプがおかしくなってるのに気付き見てみる
と、なんとFET周辺のアンプケースが溶けているではないか。
この日モミー湖の女神はモミーには微笑んではくれなかったのだった。前途多難。。。

旅館に戻り、持ってきた「MR−4BC」からアンプを移植した。
話は変わるが、この日の私達の泊まった部屋は凄かった。6条間はおろか、廊下までもがRCカーやパーツで散乱
しており、特にかーまたさんときゃめりんさんの物量は他の人を圧倒し、きゃめりんさんはお店まで開く始末で
あった。

「レース当日」

翌日、レース当日。空は昨日の晴天とは打って変わって曇り空で、チラホラ小雪も舞っている。
朝食もそこそこに、支度を済ませて氷上へと向かうと既に「老ラジ」の代表「おぐっちゃん」が一人黙々と練習
してるではないか。
「何かやけに静かな車だなぁ〜」と思いつつ見てると、ただ単に「握っていない」だけであった。どひゃどひゃ!

おぐっちゃんとの挨拶もそこそこに早速昨日できなかった練習をする。
コーナーでは変な挙動を見せなかったが、ジャンプが思うように飛べなかったので、車高とボディー高を上げてみた。
少しは改善されたようだがまだまだ不満が残る。しかし時間もなかったのでこの辺にしておき、最初のロードレース
へ臨む事にした。

レース前の走行を見てると、チーヨコの安宍選手、テクトロの「しじいさん」「とりとんさん」コンビと、
「かーまたさん」の車も好調に見えた。「おぐっちゃん」の「アセロラ・デカミニ」もスピードこそ無いが、
「ワイパー」共々好調のようだった。

「ロードレース予選、決勝」

ロードレースの予選が始まった。好調に見えた車達はやはり速く、私の車も負けてはいなかったが、安宍選手が
一人17周をマークしてTQを獲得。
私も2回目の予選で1回目より6秒の短縮も、おぐっちゃんのチャチャ入れで17周には届かなかったが、
フロントローグリッドを獲得でき上出来の結果で決勝を向かえる事が出来た。
しかし、テクトロコンビも背後に迫っているのでウカウカしていられないのも事実である。
ココは気を引き締めて、順位を落とさないように決勝に臨む事にした。が、そうはおぐっちゃんがさせてくれず
相変わらずの口調で笑わされてしまい、気もユルユルのまま決勝に挑まなければならなかった。

ロードレース決勝。私は他者と絡むことなくスタートできたが、その後TQの安宍選手にも置いて行かれ2番手を
淡々と走っていた。そしてレース終盤に何時の間にかテクトロのとりとんさんに追い着かれてしまい、2台でバトッ
て入る最中に私がジャンプで痛恨の失敗をしてしまって、そのまま3位でレースを終えてしまった。「くやし〜」
しかし、午後にはオーバルレースがあるので気持ちを切り替えてレースに挑む事にした。
デカミニのワイパーは相変わらず好調のようである。。。。

「オーバルレース予選、決勝」

お昼の練習走行にて車を確認した時、ロードレース優勝の安宍さんの車とも互角に走れる事が解かり、また、車の
コントロールもしやすいので気を良くした私は、手応えを感じつつレースに挑める事になった。
このコースは最終コーナーから第2ターンをひとつのコーナーとして廻り、第2ターン出口から徐々に加速。
第3ターン手前の雪が残っている個所で一気に加速させて第三ターンをクリアーし、スピードを保ちつつ最終ターン
をクリアーする走法でレースに挑む事にした。もちろん、ターンの手前ではドリフト状態。
しかもステアーは真っ直ぐになっているのが理想である。

予選開始。皆さん思うように車を前に出せないようで苦しんでいるみたいであったが、私の車は至って終始アンダー
ステアー傾向にあり、滑りつつも前に出るし余計なカウンターステアーを当てないで良い車だったので、意外と好タ
イムが出ており、なんと12周をマークしてTQを獲得してしまった。
AORcメンバーに祝福されながら、おぐっちゃんには「モミー。ここはひとつ優勝を狙え!」とハッパを掛けられ
たので、車も人間も好調だったのでココはひとつ狙う事にした。

決勝のスタート前に、横にいた安宍さんと「グリッドの路面でスタートが決まっちゃうね」と話していて、ふと自分
の車を見てみると、車の下は「鏡面状態」であるではないか。後ろに行けば行く程雪が残っているため好条件である。
やや不安を残しながらレースはスタートしてしまった。
「うっ!しまった!」そう。ホイールスピンをするだけで、やはり全然前に進まなかったのである。
「ええい!ままよ!(サーキットの狼の吹雪裕矢ふうに)」スロットルに全開をくれてやると、徐々に車が前に進み
出した。しかし2番手以降の車がもう既に横に並んでいる。そうこうしてる間に第1ターンが迫ってきた。
コーナーの出口にステアーした瞬間、黄色い車が私の車の前を勢い良く横切って行くではないか。
「ありゃ。抜かれちゃった」と思い第2ターンに向かうと、何時の間にかトップに戻っているのであった。
後ろの車を気にしつつ第2ターンを抜けて第三ターンに向けて加速。スピードを乗せて第三ターンをクリアーし最終
ターンを抜ける。「よし。トップで戻ったぞ」

序盤は前に車がいないために自分のラインとペースで走れていたが、そのうちバックマーカーが出現し始めてきた。
最終ターンから第2ターンまでの間は、スピードが余り乗っていないので他車を抜くのは難しくは無いのだが、第3
ターンから最終ターンにかけては一番スピードが乗っている為に、前で止まっている車がいるともうどうしようもな
い。こう言う時に限って吸い込まれる様にぶつかって行くものだ。
案の定レース中盤に裏返っている車に激突してしまった。氷上での走行であるがゆえ、いったん車の向きを換えると
その先に止まっている車がいると解かっていても、もうどうしようもならないのだ。(言い訳)
そして、ぶつかったら止まれば良いのだが、今度はそのぶつかった反動で車が何処へ行くか解からないのである。

他車にぶつかって、とっ散らかっている間に「あ〜ぁ。2番手に抜かれちゃったのかな?」と思い息消沈しながらも
スロットルを抜かずにガンガン走らせていた。隣の安宍選手にも「ねぇ。今の順位ってわかる?」と尋ねても、彼の
車は最初っからトランスボンダーが反応しておらず、解からないようだ。

レースも終盤。順位がアナウンスされると、なんと私の車がまだトップにいるではないか!
後ろにいるしじいさんと安宍選手は、どうやら2位争いをしてるようで、私には追い着いて来ていないらしい。
そして5分のコールが鳴った。その1秒くらい前に通過した私は勝利を確信すると共に、やけに慎重になりすぎて
「老ラジ」モードに入ってしまった。

そしてゴール。なんとメーカードライバーや耐久レース常勝チームのドライバーを敵にまわして、ただのバギー野郎
の私が勝ってしまったのである。なんたることか!奇跡が起った瞬間である!
松原湖の女神は、最後で私に微笑んでくれたのである。

モミーの優勝車両だ!

家政婦は見た:
ただのバギー野郎などと、ご謙遜していますが、モミーの走りは、常人の域を越えるものだった。
やったぜモミー完全勝利おめでとう!ボクも嬉しい!!!(ついでにワイパーも喜んでます。どひゃどひゃ)
 

操縦台を降りてAORcメンバーのいるところに向かうと、みんなが祝福をしてくれた。
しかしデカクーパは、レースが終わったというのにまだ走っている。ワイパーも健在のようだった。

「表彰式」

表彰式の前におぐっちゃんが、「ねぇ、モミー。回ってくれない?」と、リクエストしてきた。
「ええ、いいですよ。がはは!」と答えると、ご機嫌だった。
オーバルレースの表彰式。私の名前が呼ばれ、賞状と盾が渡された。
「さあ。お約束だ。」私はみんなの為に回った。凄く恥ずかしかった。もう2度とやるまいと、心に誓った。

回転するモミー

家政婦は見た:
モミーの回転は、とても初めてとは思えない「腰の入り方」だった。さては、前日練習したな??どひゃどひゃ

レースの全日程が終了した。後片付けをしながら、皆さんとお別れするのが名残惜しかった。

氷上レース参加の皆さん。大変楽しい時間を過ごす事が出来ました。ありがとうございました。
かーまたさん、万吉さん。宿の手配ありがとうございました。

また機会があったら、合宿&レースに参加したいと思います。



■かーまたさんの場合

フランスで冬行われる、アンドロス・トロフィー。(氷上レース)
F1やWRCのトップドライバーたちが集結し、ノーマル然としたボディに400p
s超のエンジンを載せ、コーナーを真横で抜けていく・・・
これラジコンでやりたいなぁ・・・  という想いから、今回氷上レースにエントリーしました。

手持ちでRS4ラリー持ってるんですが、ここはいっそ氷上スペシャルマシン!とい
うことで、実車氷上レースカー同様、4WSの開発に踏み切りました。
コンセプトは早々に決定したものの、作り上げるまでに結構難問にぶち当たり、結局
完成したのは当日の朝・・・
形になったはイイけれど、念のためTカーで持ってきていたRS4ラリー037(6
灯ハロゲン仕様)の方がマトモに走ったので、結局スペシャルマシンは見送りに・・
(今までの苦労は一体・・・ T_T)

前日に現地入りして練習したかいもあり、ベストタイムでは2番手を出しましたが、
ここは周回レース。
いい時と悪い時の落差が激しく、予選は涙の11位(Bメイン)とほほほ・・
しかも決勝では、トップスタートを切るも、1周目でコースアウトし、ジャンプ台の
下にもぐりこんでしまった・・
これで全車に1周遅れ(T_T)。

しかしこれでブチ切れた。その後ほぼノーミスで最短ラインを攻め、終了30秒前に
はダンゴになってる5台が射程距離内に。
どうやって追いつき追い越そうと思っていると、目の前で多重クラッシュ。山鼻セン
セのストラトスがこっち向いてます。

「あ〜とまらない〜」と思う間もなく正面衝突。しか〜し!
僕の037君は、ストラトスのクサビ型を乗り越え、バコ〜ンとジャ〜ンプ!一気に
5台抜き!!
結果Bメ3位でした。 これがタナボタってやつかな? どひゃどひゃ
ちなみにオーバルは、へろへろでした。

せっかく作ったスペシャルは、このままでは大変もったいないので、
1年間でじっくり熟成させ、来年には華々しくデビューさせようと思います。
来年こそはAメ入りぢゃ〜〜〜

家政婦は見た:
とにかくかーまたさんの6連ライト大人気! 4WSも人垣ができる注目度で、氷をも融かすかーまたさん
の情熱には脱帽! 鋭い走りもかっちょよかったぜ!オッス



■Creekさん(かとーさん)の場合

まず、コースを見てびっくり!
走らせて見て、路面が違うのに2度びっくり!
氷上コソ練とは、大違いで3度びっくり!
もう駄目だ・・・
事前情報で、ヨコモのマイクロ以外はタイヤは
考えておらず、情報を流した責任を取るべく
終始ヨコモタイヤのみで、レースに参戦しました。
結果は・・・
来年こそ、がんばるぞ!
氷上最高!来年の氷上に向けて
ドリフターズにみんなも入団だ!
田無で待ってるぜ。

家政婦は見た:
ヨコモタイヤでの奮闘ぶりは、しかと拝見した!オッス。
事前に下見をし、いろいろ情報を流してくれて本当に有難うございました。とても役に立ちました。
次回どこでリベンジかな?とりあえず。HPIタイヤは持ってきてちょ。ガハハ



■きゃめりんの場合

2月13日、どんなにこの日を待ち望んだことか・・・
氷上RCラリー大会の開催日じゃ〜ン。はやる気持ちを抑えつつ前日午前10時に
山鼻センセと現地入りしたオイラの前には・・・山があった。(@_@)ありゃありゃ?

氷上には完全防寒した穴釣りの人しか居なかった、そんな中RCを抱えて特設コー
スへ向かう我々は滑稽に写ったであろう、でもそんな事はどうでも良いんじゃん。

とにかく早く走らせたかったのだ、一体タイヤは何が喰うんだろう??この山は
越せるんかいな??全て走らせてみれば判る。

とりあえず後続部隊のかーまた&浦野Jrに状況報告を入れコースイン。
うへ〜!!まっすぐ走らん、ドリドリじゃん。こりゃめちゃオモロイ!!
2パック位で大体コツが掴めてきた「行ける行ける!」ドリフトも決まってきた。
そうこうしていると後続部隊到着、ついでに北陸組もやって来た。モミーとは半
年ぶり?さてそろそろ良い頃合い?チキチキ開始じゃ・・(後はご想像にお任せ)

夕方までに10パックほど消化(実は16パック充電してあった)その甲斐あってそ
こそこ満足のゆく車が出来た。後は風呂入って宴会じゃ〜!!
ところが・・・3階の3室は全てAORc様御用達「つーことは?ローカは使いたい
放題ね」あっという間にピットと化した。当然この宿始まって依頼の光景だった
であろう、仲居さんが布団を引けなかった部屋もあったらしい・・・

夕食の最中テクトロしじぃさん、とりとんさん到着、これで全員集合だ。
テクトロコンビは食事を終えるやいなや漆黒の氷上に出ていった。後から見に行
くと、氷上で点滅発光する物体が・・・未確認飛行物体かぁ?
しじぃさんのTBでした。ストロボが組み込んであったのです。かーまた氏も早速
4連ナイトポッド付き037ラリーでナイトステージ。いやぁ電飾組んでくれば
良かった・・・

後はお約束のミニッツ大会に整備にと、松原湖の夜は更けていったのでした。

当日の様子は、皆さんの手記にお任せします。だってオイラ仕事だったんだもん。

家政婦は見た:
オッス!きゃめりん、仕事にレースに、バイヤーにと大活躍だったね。お疲れっす。
銀盤ラジコン・・・やりたいねえ。とりあえず向ヶ丘遊園のスケートリンクにRS4ラリー持ってく?どひゃどひゃ



■さのっちさんの場合

2/13快晴。今日はモミー湖氷上レース。当日AM8:30には現地に到着した。ウケ狙いの
県警ボディ制作に手間取りギリギリのスケジュールだったが現着までになんとか完成。
(Creekさん、teppoh damaさん、ご協力アリガトです!)

どたばたとピット用意してるとそこにおぐっちゃんが!『オッス!』・・・相変わらずのようで(^^; 

他にもかーまたさん、きゃめりんさんなどと挨拶しながらピット完成。
直前情報によるとタイヤはHPIソフトとのこと。手持ちの中古1セットしかないけんどなんとかなるショ!

ちなみに私の車はMR-4ラリー。TC-Proのシャシーとアッパーデッキ等を付けた●金仕様。
うひひ!ロード予選1ヒート。以前から私はヨコモタイヤで走ると宣言してたので、ヨコモで行ってみる。
「うひゃー喰わねー!」このヒートは捨てた。以上!

予選2ヒート。もう後がない。HPIに戻して納豆オヤジ走りで行く。

1ヒートトップのしじいさんに付いていける!しかし最後に大ミス!
皆さん速いしこりゃBメインに残れるかな?と思ったらまさかのAメイン(@o@)/

決勝は無心の走り(寝不足の抜け殻走法とも言う)のつもりがおぐっちゃんとカラんでしまった。すんまそん。

お次はオーバル。予選1ヒートはそれなりに走れたがタイヤが寿命を全うしてもーた。
2ヒート目、決勝はつるつるでお話にならない。皆さんの迷惑にならないように大人しく走りましたとさ。(^^;

1ヒートの結果がまあまあだったのでAメインに残れただけよしとしましょう。

私のモミー湖はこんな感じでした。結果はともあれ、とても楽しく走れました来年も行くゾー!(^o^)/
 

家政婦は見た:
やってくれるね。福井県警コンビ! お株を奪われました。脱帽だす。オッス!
次回は、どんな車が飛び出すのかなあ〜!? 今から楽しみにしてますデス。
オイラは電飾引退して、動きモノでがんばらなくちゃ。ガハハ。
 
 

結論:次はりんごジャムか???


戻ったれ

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