2001年06月19日

超速!ドローム2001参戦記

コルベットの群れにクラクラ!?


ドローム走らざるもの食うべからズ

RCW誌が独特のこだわりを持って主催する、年一回のお祭り大イベント

ワールドドローム

全てが桁違いなスケールでエントラントを熱狂させるアメリカンな祭典
AORc内でも、熱狂的なドローマーが多数存在し、「RCレースは年一回これだけでええ!」
とまで言いきるものさえいる。

そこまで言われて出場しないワケにはいかないじゃん!
というわけで、2001年初出場とあいなりました。オッス!
 

ドロームに出場するには、従来ドローム用の特殊な車を仕込む必要があり、一般人にはちょっと敷居が
高いものがあったんだよね。
しかし昨年より、そんな状況を鑑みて、参加しやすいクラスが増設された
それが IROC(アイロック)クラスだ

プロテンシャーシやインディーカーを必要とせず、普段使っているツーリングカーの小改造で出場できるとあって
ぐっと敷居が低くなった。

ボク珍のような横着モノには、ピッタリのクラスでやんす。
というわけで、1も2もなくこのクラスに決定!
ちなみに、昨年はきゃめりんとkameちゃんが出場し見事Aメイン入りをはたしておりやす。

ところで、敷居が低くなったとは言え、やっぱりやることはあるんだよね
指定されたバディの仕込みと塗装、タイヤの準備、サスを固め指定の車高と底ツキ防止の加工、そして
アイロック最大の特徴である超ギヤ比の設定

ちょうど仕事が忙しい時期と重なってしまい、遅遅として準備は進まず、、なにもしないうちに
あと一週間とせまってしまって焦る!
結局、バディは昨年kameちゃんが使ったやつをめぐんでもらい、ピニオンギヤの加工も依頼
さらにMバッテラのストレークパック加工までやってもらいました。
kameちゃん、本当にいろいろありがとう!助かったよ
さらに、きゃめりんよりタイヤを貸してもらい(ドローム用の硬度が固くパンパンに張ったやつ。転がり重視)
準備はバッチリ!チリ足・・・

殆ど人まかせじゃん・・・(^^;
(いつもこればっかり)

あっ!肝心のシャーシが決定してなかった。どひゃどひゃ

当初ぼんやりと、TCかなあ〜と思っていたのですが、
ギヤ比がキーを握ると思われるアイロッククラスにおいて、スパーやピニオンの交換が楽な2ベルトシャーシが
いいかなと考え直し、モータの移動距離の自由度の大きいABCクワトロに決定しました。

バディをかぶせ、特殊ピニオン(アソシのデフギヤにカワダのピニオンを打ちこんで固定したもの)を装着
サスをパンパンにして車高は9mmとなった。出発2日前になんとか形になった。よかったー

金曜の夜、会社から速攻で帰って出発
東名を飛ばし、三島ICでランディング。伊豆方面へ進軍し23時くらいにドローム会場に最も近い宿泊施設である
サイテルに到着した。伊豆サイクルスポーツセンターの宿泊施設だ。
同室のさぶやんは、すでにチェックインをすませ、最後の調整に余念が無かった。

他のAORc面々も明日より始まるドロームに胸はずませ思い思いの準備活動を楽しんでいるようだった。
オイラは、、、とりあえず寝てみた。どひゃどひゃ
だって疲れちゃったんだも〜ん

翌朝、早朝より開門を待つ列に加わり、日本全国からドロームに集まったAORcメンバー(今回は30人くらいいたよね)
と盛り上がる!
いつもの顔あり、再会あり、初顔合わせあり!
ん〜合宿の醍醐味ですなあ〜 感激もひとしおで朝から大騒ぎチュギンダー!
 

これがドローム会場だ!

自転車競技トラック(ピステ)で、一周250m
オリンピック強化選手のみが走行を許される超特殊かつ貴重なトラックだそうです。
ここをラジコン競技で一人占め!ん〜素晴らしいー!!
 

IROCクラス集合写真
今年はエントリー大幅増加の32名!

ワンメイクでこれだけ台数が揃うと、ホントかっちょいいねえ〜!

まさにアメリカンテイスト満点!
全体に漂う、おしゃれで余裕に満ちた雰囲気
心から楽しもうとする、エントラントと主催者の姿勢
場を盛り上げるBGMや軽快なアナウンス

どれをとっても一級のイベントだ!オッスオッス

思いきりアメリカン!
Born in the USA!
パックス アメリカ〜ナ〜!!

オッスオッスオ〜ッス!努力友情根性忍耐!
 

さて、ピット設営も完了し、準備は万端!
車検、競技説明も終え、2日に渡るビッグイベントがついにスタートだ!

一日目は
公式練習と予選3回(2分間のベストラップ)
二日目は
予選3回と決勝
という、贅沢なスケジュール。たっぷり走ってもらいまひょ!ってな計らいだす。オッス
 

お組コルベット発進!

 

シャーシはABCクワトロ

昨年末に出場した、郵政大臣杯争奪JSTCレースin浅草以来、あまり出番が無かったのですが
イベントになるとなぜか登場するクワトロ。ガハハ(^^;
アンプはんなぜかテキン黒ラベル!
モータのギボシはひよってしまったが、タミヤコネクタは健在だ!オッス

軽い駆動系と、安定感は折り紙付き。オッス
モータは今回はドローム専用指定モータ(27T)があるので、あまり悩むこともなし
結局戦局を大きく左右するのは、ギヤ比ということになりそうだった。

昨年は、23Tモータで、きゃめりんの話によると、3:1くらいのギヤ比でだったそうな。
今年のドロームモータの特性がどんなもんだかよくわかりませんが、なんとなく
2〜3の間かなあ〜と想像してました。

ほんで、まず練習走行ではギヤ比を2.43:1にセットし出走!

がはは、デカピニオンでやんす

特性ピニオンは、
アカデミーのスパーに、カワダのピニオンでピッタリはまるやつを押しこみ、エポキシで接着したものです。
エポキシ接着大丈夫かなあ〜・・・

練習走行は、まず車の走行ラインに慣れる事に集中しやした。
舵角は40%に減らし、スロットルは走りだしたら全開固定。あとは最もタイムがでるライン(一番下の走行禁止区域
の少し上)に、集中して車を張りつけるドライビングが要求されます。

走る前は、操縦はそんなに難しくないと予想していたのですが、いやはや結構難しい。
ま、慣れもあるのですが車がバンクの前後で浮き上がらず失速させず、ベストラインにのせ続けるのは
かなりの集中力と微妙なコントロールを必要とします。
 

さらに、タイムを出すには、バッテラの電圧が高い最初の2〜3周でキメねばならず、ここでベストラインを
キープすることが非常に重要なこともわかってきました。
結構奥が深いねーオッス
 

さて、練習走行も無事終え、いよいよ予選一本目!

アイロック1ヒート目は、さぶやん、ブレッドさんが登場した。
さぶやんは、ノーコンに悩まされているようだった。

ワシは2ヒート目で、ちゅーたさん、ANIKI丼と同じ組だ。
まずは、ギヤ比もそのままで行ってみる。
ラインはまだちょっと安定しないが、一応ノートラブルで走りきった。
タイムは13.71秒 ん〜よくわかりません。

順位を見にいくと・・

お、10位かあ〜(32名中)
まずまずの滑りだしかな。

AORc勢では
ANIKI丼が、いきなり12秒台を叩き出し4位、さぶやんが5位、ブレッドさんが8位
ちゅーたさんが14位と、いずれも上位に健闘しているではあーりませんか!
ん〜調子いいぞ!オッスオッス
 

予選2本目
まわりの話を聞くと、もっとギヤ比をあげられそうとのこと。
(確かに先ほど走行後は、モータバッテラ共に熱もほとんど持ってなかった)
そこで2.12まで上げることにした。
また、バッテラを銀パナ投入オッスオッス

しかし、、、タイムを落とし、順位も一つ後退。。。。ん〜
どうも、銀パナがいまいちだったようだ。
ニッカドかニッケル水素か?も諸説ぷんぷんで、やれトップスピードはニッケル水素が伸びるだの
充電方法が難しいのなんのかんのあったけど、、これ以降予選で投入するのはやめることにした。
ニッカドと心中や!

さて、一日目のラストの予選3本目
さらにギヤ比をあげ1.87とした。
これを達成するために、春野君からピニオンを供給してもらった。ありがとー!
というのも、まさか2を切るギヤ比など全く想定してなかったため、現地でなんとかしてギヤを
作ることに・・・
アカデミーのスパーの内径にピッタリあう、ピニオンを春野君が持っていて、助かった〜
急いで打ちこみ、エポキシで接着。手も震える突貫工事だ。
なんとか間に合い出走できた。
バッテラも、今回のドロームにあわせて仕込んだ特製Mバッテラ(2400)を投入
一発に賭けた

ギヤ比とバッテラが効いて、大幅タイムアップに成功!12.92秒と12秒台に突入した。
やったー!

しかし・・・他の人も大幅にタイムをあげてきており順位は10位にとどまった。
ん〜なんという、微妙な位置や(^^;

AORc勢では、なんと!ブレッドさんが一日目暫定TQの12秒フラットを叩き出した。
ギヤ比は1.6(*_*)
さぶやんが3位、ANKIが4位とかなり健闘している。
ちゅーたさんもタイムアップし13位につけた。
 
 
 

さて、一日目も無事終了し、宿にひきあげる。
風呂はいって飯食って、落ち着きやした。ここで一杯やって宴会モード突入〜!
といきたいところなのですが・・・

自分の立場を考えると。。。。10位

ん〜やはり、何か手を打たねばAメインは確実に転がりおちるっしょ。
今日の結果をもって、他の選手も必死に対策を考えているハズ
(中には沼津のRCショップまで部品を買出しに行った猛者もいるらすぃ)
 

メンテやチューンナップが大の苦手なオイラだが(どひゃどひゃ)
仕方なく、対策を練ることにした。
 

まず、さらなるギヤ比アップに対応するため、さぶやんからギヤホルダ−をめぐんで
もらった。これはピニオンギヤを加工して、ネジ止めでスパーを装着できるようにした
もので、加工はAORcのT−YOさんが行なったそうだ。
ありがとうございます。さすが、プロの加工!精度もバッチリ

これで、自由にデカピニオンが作れそうだ。

しかし、当然ではあるがあまりデカピニオンを装着するとモータが下に出っ張るんだよね
そこで、それを緩和するためにバルクを3mm上げた。

さらに、少しでも抵抗ロスを減らすため、センターワンウエイを入れた
(今まで入ってなかっかのかよ・・・・どひゃどひゃ)

また、クワトロは普通のツーリングカーより大きいセンタープーリーがOP設定されており
これによって2次減速比をあげる事ができる。さらにリヤ駆動用のプーリーだけを大きく
することで、フロントの駆動を通常OFFにしてロスを減らすことも可能だ。

やったー!こりゃええ感じや

ところが。。。。。

でかいセンタープーリー持ってくるの忘れた(^^;
どひゃどひゃ

ダメじゃん=俺(^^;

ン〜残念だす。これさえあれば、その後はちょっとは楽な展開になったと思うのですが・・・
備えあれば憂いなし。あらゆる可能性に備えてパーツはいろいろ持ってこよう!
オッス
 

そのほか、一応車に不具合がないか点検し各部への注油と清掃を行なった。
さすがに全くメンテしてなかったので、あちこちへべれけだった。ガハハ(^^;

部屋で車をバラしていると、AORcの面々が次々と覗きにやってきた。

「おぐっちゃんが、メンテしてるんだって?しかも自分で!」
「おぐっちゃんが、完バラしてるって聞いて見にきたよ。この目で見ないと信じられないからね」

・・・・・・(^^;

し・・失礼な!
オラだって、メンテくらいするわい!
一年に1〜2度はね
どひゃどひゃ!
 

◆2日目

昨日より増して天気も良くなり、梅雨のまっただなかと思えぬ晴天となった。
よかった〜!昨年は雨で大変だったらしいね。やっぱり晴れないとねー
しかし焼けそうだ
 

予選4本目

勝負をかけて、ギヤ比を1.66:1とした。ピニオンはとうとう100枚(64ピッチ)となった。どひゃどひゃ
さらにモータも、昨日のものとは変えてみた。
さぶやんに前日慣らしをお願いしたものだ。

はたして結果は・・・

ラインも大分安定し、運転によるロスも少なくなってきた
が。。タイムが伸びない
昨日よりは若干縮めたが、さすがに昨晩の対策効果か、他の選手が大幅タイムアップ!
一気に順位は14位に落とす(-_-;)

や・・・やべえ
 

予選5本目

いよいよやばくなってきた。
モータを前日のものに戻した。デーブさんにお願いして、コミュ研磨をやってもらい復活しているはずだ。
しかし。。。。タイムは伸びず(TT)

予選はあと一本を残すのみという状況で15位転落

ん〜 夢のAメイン入りはあきらめざるをえないか・・・・
 

予選6本目

泣いても笑っても最後の予選
ん〜どうしたものか・・・

まわりの情報を集めたところ、どうもハイギヤードすぎたようだ
タイムが出ているのは1.8〜2.2くらいの間らしい
もちろんモータにはかなりの負担がかかっているようだ。

考えたあげく、ギヤ比を1.89に戻した
ピニオン側にキンブローの88枚を、スパー側にABCカレラ用76枚を装着
バッテラは虎の子のM2400を投入!

最後の勝負!

走りだして、確かに手応えを感じる・・・
まずは一周目、バッテラの電圧を温存するために、ハーフスロットルでバックストレートまで
周回する。そこから一気に握り倒し、失速させないラインを選んでバンクに突入

この時、前後の走行車の動きを見極め、自分のラインがキープできることを確認する
2周目、計測ラインを駆け抜け、コルベットは最初のバングに吸いこまれる。
をを。。。いい感じ
他車が視界に入ってくるが、なんとか自分のラインをキープする
ほぼベストラインで2周目を終える

どうだ!

アナウンスは。。。。されない(^^;

あり??
ダミってこと?(^^;

(あとで、気が付いたのですが、予選中さっぱりオイラのタイムがコールされないと思ったら
DJのボンバー氏が、オイラの苗字の漢字読めずに、勝手に「コスギさん」などと別人の
名前を呼んでいたのであった。。。。がはははは(^^; )
 

結局ボク珍のタイムはコールされず、、、ガックシしてピットに帰る。

タイムアップならずか・・・・
 
 

ところが!
 

あとで最終結果を見にいくと。。。

それまでのタイムを0.5秒以上縮める12.34秒と大幅タイムアップ!(*_*)
15位から一気に8位に浮上していた!

オッスオッスオ〜ッス!
努力友情根性忍耐根性友情努力忍耐!
 

き・・・奇跡や

最後の最後で一発タイムがでた〜
これも、協力してくれたAORc仲間のおかげ、そして超強力なバッテラMがあっての
離れ業!チュギンダー

完全にあきらめかけていたAメインを鳥喪怒死、小躍りしてピットに帰る。けけけ
 

AORc勢の健闘ぶりも凄く
なんと!TQブレッドさん(11.56秒どひゃー)
2位さぶやん、7位ANIKI丼、14位ちゅーたさん
という結果だった。
 

しかし、普段レースといっても、セッチングとかメンテとか殆どしないんだけど(^^;
予選6本じっくりと、あれやこれや考えながらタイムを削り取っていくのも、楽しいもんだねー

6本もあると、さすがに、ラッキーとか偶然とかはなく、ドロームにむけての準備の積み重ね
そして、1本1本持てるノウハウをすべて投入した結果が、かなり正当に結果に反映される
と思いました。

そう考えると、Aメに残れただけでも幸せ!(インチキ珍ラジストとしては。。どひゃどひゃ)
オッスオッス
 
 

油断すると派手なクラッシュも・・・・

スピードがスピードなだけに、飛ぶ!散る!破壊する!すごい迫力オッス
 
 

◆決勝

さて、予選は2分間のベストラップで、ほとんど最初の2〜3周でタイムを出して終わり、って感じだった
のに対し、決勝は4分間の周回レース長丁場である。

予選のタイムを見ると、上位陣との差は著しく(やはり準備、クルマの作りの違いか)、同じようなことをやっても
上位に食い込むのは無理と見た。
そこで、考えた結果 銀パナを投入することにした。
ベストラップは出ないが、後半の追い上げに期待ということだ。
実際には2400でも容量的には問題なく、電圧の高い2400を使う選手が多いようだったが、敢えて3000の
可能性に賭けて勝負にでた。あんま根拠ないんだけどね。ガハハ
 

AORc応援団

 

各クラスごとに下位メインから順次決勝が始まる。
いやー決勝は盛り上がりますなあ〜
予選は、ストイックにタイムを削りとる、淡々とした自分との戦い、に対して
決勝は、これぞアメリカンバトル!という、スリリングなオーバルレースに見ているほうも大興奮!
超盛り上がります。

ハイスピードでバンクに突入する集団!
接触しそうなくらい接近し、抜きつぬかれつの大バトル
軽快なBGMとDJ及びSE
ん〜出来すぎです

思いきりアメリカン!
Born in the USA!
パックス アメリカ〜ナ〜!!

こんなに決勝がオモロイなら、2日目は、決勝だけにして、ヒート制にしてもいいかな?とも思いました。
 
 

そうこうしているうちに、
各クラスのAメインレースが、最後にまとめて行なわれる事に
まずはアイロックからだす。

準備が整い、グリッドにつき呼吸を整える。
スポッターの伊豆さんから最後のアドバイスをいただく

「おぐっちゃん、スタートしたらみんななぜかアウト側に競り合っていくから、落ち着いてインを狙っていくといいよ」

オッス!努力友情根性忍耐

スポッターとは、ドライバーの補佐をする係の事で、ハイスピードのドローム特有の制度である。
コースのどこで、事故が起こっているか、前方の安全は確保されているか、トラブル時どの方向によけるべきか
ドライバーに適宜指示をあたえる。
一瞬の判断ミスが大事故につながるためスポッターの役割は大きく、決勝は必ずスポッターが義務づけられている。

伊豆さんには何度もスポッターをお願いしました。大変お世話になりありがとうございます。
 

さて、出走前、またしてもRCWの心憎い演出が!
Aメイン出場者は、全員が紹介され、山編からひとりひとりインタビューがされるのだ。
チュギンダー!

ワシの番がまわってきた

山編「決勝にかける意気込みは?」

おぐっちゃん
「努力・友情・根性・忍耐で、タミヤコネクタが溶けるまで握り倒します。オッス!」

山編「・・・・・・・・・・(^^;   次いきましょう次」

どひゃどひゃ(^^;
 

ドローム会場に、努力・友情・根性・忍耐が響き渡って失笑を買った
うれしかった・・・・(^^;

いや、ホント 気持ち良かったッス(^^;
オッス
 
 
 

前置きが長くなったけど、いよいよスタート!

伊豆さんのアドバイス通り、インにす〜っと入って最初のバンクに突入する。
とにかくクルマがアウトにふくらまないように慎重にステアを切る(実際には小刻みに微修正をしつづける)

すると。。。
あれよあれよと、4〜5位あたりに浮上
けけけ!

せっかく2番グリッドを確保した、さぶやんは原因不明のトラブルでスタートが大幅に遅れ最下位転落
ん〜もったいない
 

序盤、トップ3はやはりぐんぐんスピードを伸ばし、離される一方のようだ
一方第二集団には、なんとかくらいつき、4〜7番手のバトルを続ける。
やはりニッケル水素序盤のトップスピードの伸びがいまいちで、タイム的には苦しい
なんとかラインでおさえて我慢の走り

中盤を越え、とうとうトップ集団が後から迫ってきた。さすがに速い
団子となった集団が一斉にバンクに吸いこまれる姿は、自分で見ていても惚れ惚れするものがあった。
ん〜チュギンダー!

ところが!
台数増えると、リスクも増大・・・・接触して奈落の底に転落してしまった・・・・ん〜
終ったか・・・

しかし完全に下のすり鉢には落ちずなんとか走行禁止ラインあたりでくいとまり再加速した。
順位はもちろん大幅に落とした。
 

終盤に来て、やっと銀パナパワーに頼れるときがきた。
徐々にスピードを失っていく先方車に追いつき、パス
最後の最後で、もう一台いけるか!?

最終コーナーをまわってゴールライン寸前に、完全に並んでゴールラインを切った。
その直後、接触し、相手のクルマはカメラマンめがけて飛んでいった。。。
ん〜ごみんなさい

良く見たら。。。。ANIKIのPRO2だった(^^;
どひゃどひゃ

なんでか知らんけど、極真ドローム同士うちになっちゃうんだよねーガハハ
記録を見ると1/100秒差で、ワシがANIKI丼をかわしてフィニッシュしていた。
7位だった。ん〜上出来だな。オッス!オッス!

ちなみに、タミヤコネクタクラスでは1位だった(ねえよ、そんなクラス・・・(^^; )
 

優勝の期待がかかったTQのブレッドさんは3位(惜しかったけど立派)、原因不明のトラブルで
序盤下位に転落したさぶやんは6位だった。
アソシTC3を駆る、ドローム常連の千葉さんが熱い戦いを征した。おめでとうございます!
パチパチパチ
 

長い長い2日間は終った
 

年に一度の超ビッグイベント
他に無いアメリカンなレース

本当に素晴らしい経験となりました。
 


来年の再会を約束し、ドローマー達は日本全国へ散っていった。

おしまい
 
 

*来年のために自分の記録を残しておきます
 
順位
タイム
バッテラ
ピニオン
スパー
ギヤ比
モータ
備考
練習
   
ヨコモ2400
62
69
2.43
 
予選1本目
10
13.71
M2000
62
69
2.43
モータ、バッテラ冷たい
予選2本目
11
13.78
銀パナ
62
60
2.12
銀パナいまいち
予選3本目
10
12.92
M2400
70
60
1.87
 
予選4本目
14
12.88
M2000
100
76
1.66
バルクあげ センターO/W
予選5本目
15
13.04
M2000
100
76
1.66
モータメンテ
予選6本目
8
12.34
M2400
88
76
1.89
 
決勝
A-7
12.74
銀パナ
88
76
1.89
 

ドロームスナップショット集その1

ドロームスナップショット集その2

ドローム決勝結果
 

AORcドローム2001コーナーへ
 

結論:バンク走行に首ったけ(死語) (^^;



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