2003年03月23日

到来!?新・部屋ラジ3種の神器?!!
 
新たなる伝説を作れるか?


冬はやっぱしチビラジだ(もう冬も終わりなんすけどね・・・(^^; )

このところ、各メーカーより意欲的なチビラジがどんどん発表され、成熟化が進んでいる。
そんな中、本年度の部屋ラジの要となりうるか??の3種の紹介したい。

いずれも、アメリカでは発売されていないものばかりで、AORcの未明さんより日本から
送ってもらった。またコンバットデジQは、ちょうど良いタイミングで、ロスのJAYさんが特別に
探しあてて、盲腸入院見舞い(^^; にと、送ってくれた。
未明さん、JAYさん、いろいろありがとうございましたm(__)m

さて、トップバッターはこれ!
京商のミニッツオーバーランドである。

ダイキャストモデルを彷彿とさせる出来は健在!





ミニッツレーサーで、一大ブームを巻き起こし、F1の次のカテゴリとして京商が投入した意欲作だ。
かなりの部分が専用設計で、中でもたっぷりとしたサスストロークは圧巻である。

車高も高く、登坂力も抜群で、とにかく走破性が高い。ミニラジの域を超越しているといっても過言ではない。

部屋ラジをやろうと思って、一番つきあたる問題は、実は走れる路面が意外に少ないってことなんだよね。
ミニッツレーサーはすごいと思ったけど、絨毯やちょっとデコボコがあると走れないし、フラットでグリップが良い
路面なんて、実は家の中にほとんど無かったりするのだ。

その点、オーバーランドはええでんな!
絨毯だろうが、多少の障害物だろうが、どんどん乗り越えて遊べます。
家の中でガンガン走らせられるのだ。

もちろん、デジタルプロポーショナルのレスポンスも秀逸で、思い通りに走らせることができる。
これなら、家の中に、ラリーコースや、クロスカントリーコースなどを作って競争ごっこも自由自在だ。

ただ一点、要望があるとすれば、それは
・スピードが速すぎる
ってことかな。

やっぱり、初心者には、速過ぎるしクイックなんだよね。
なんらかの手段で、トップスピードを抑える仕組みを入れることはできんものでしょうか?
上手くコントロールできるようになる前に、挫折するか車を壊してしまう気がしてなりまへん。
それに、部屋の中で遊ぶにはどう考えても速過ぎるように思うのう。

慣れてきたら、もしくは上級者は現状のスピードがあっても良いとは思うのですが
もっと誰しもが気軽に楽しめるように、トップスピードを抑えることを是非お願いしたいっすな。



さて、京商の次は、タミヤのラジ4駆だ!


さすがは、タミヤ!なかなかのスケール感でカッチョええ!

ご存知、ミニ4駆ブームよいま再び!?と投入されたこの製品。
日本では果たしてブレークしているのでしょうか?
ようわかりまへんが・・・(^^;

要するに、
 ・ミニ4駆のコースや一部パーツが流用できる(過去資産の有効活用)
 ・実車のスケール感を楽しむ(次世代のRCユーザー予備軍獲得?)
 ・自分でコントロールする楽しみ(同上)

というところが、コンセプトと思われる。
狙いところは結構いいように思いまんな。

さっそく長男と一緒に作ってみましたが、ミニ4駆よりは、若干難しいものの、基本的には接着剤レスで
簡単に組み立てることができる。デカールも良くできており、だんだんカッコよくなっていくさまはなかなかだ。

ラジコン部分は、簡単なユニットで6バンド用意され、ボタン一つで前進とストップのみをコントロールするが
カーブでは、ボタンを離してうまく減速しないとコースアウトしてしまうのが味噌だ。

つまり、競争状態では、コースアウトしないギリギリの減速タイミングを要求されるわけで、それはそれで
奥が深いかも?まあ、いうなればスロットレーシングの簡易版みたいなものだ。

車体や電池の差で、一瞬にして勝負がついてしまい、すぐ行き詰ってしまうミニ4駆に比べれば、筋書きの
無いドラマを何度も体験できるポテンシャルは備えているといえる。

完成後、さっそく、家にあった、ミニ4駆の立体交差コースで走らせてみた。
走った
なかなかカッコよかった!

しかし・・・・・

ボタンを押しっぱなしでも、コースアウトしなかった(^^;

どひゃどひゃ!!

どうも、ミニ4駆コースでも走ることは走るのだが、フェンスが高すぎて、ラジ4駆はコースアウトしないらしい。
結局、フェンスの低いラジ4駆専用コース(形は同じ)を買わないと、コントロールする醍醐味は味わえない
ということか・・・・ん〜残念

なんとか工夫して、コースアウトするように改造しなくっちゃ(やっぱジャンプ台かな)


さて、最後に紹介するのは、発売直後より巷で大評判のこいつ!
コンバットデジQである

赤外線制御の可愛い戦車である

初代デジQは、コンセプトや制御メカの斬新さは、良かったものの、やはりスピードが速過ぎる上に
レスポンスがいまひとつ悪く、思うようにコントロールできずに挫折するお子様が続出していた(^^;
うちの坊主もその一人だ

しかし!コンバットデジQは違った!
はっきり言ってこいつはすごい!

もともと戦車はスピードが遅いので、操作は、はるかに楽だしわかりやすい。
そして、比例制御で、超信地旋回までこなすその性能にうならされた。デコボコや登坂性能もいけてる。

初心者でも、少しの練習で自由にコントロールすることが可能だ。

これに加えて、対戦モードが用意されているのが、優れているゆえんである。
2〜4台で、自由自在にバトルが楽しめるのだ。
これが、本当に面白くてハマる。まさに筋書きの無いドラマの連続なのである。

テーブルの上が対戦場に!
これならホントどこでも楽しめますな

コップの影から敵を狙う・・・


砲撃を行うと、反動で戦車がちょっと後ろにずれる。
そして、着弾すると、赤い閃光が走って、戦車がガタガタと揺れる凝ったアクション付だ。
ホント良くできてるなあ〜
3発くらいくらうと、動きがのろくなり、5発くらうと負けになる。負けるとちょーくやすぃ〜(^^;



対戦モードもいろいろあって、グループ対戦(友軍には着弾しない仕掛けつき)から、最後の
一台になるまで、戦い抜くサバイバルモード、そして、各戦車のキャラクターが設定される
エキスパートモードなど多彩である。
戦車の種類によって、逃げ足の早いやつとか、主砲の威力がすごいやつとか、性格があるのだ。
それぞれの性格を生かした戦法が勝利の鍵であったりして、ホント奥が深い

坊主もハマったり!


最初は、うまくコントロールできなかった坊主も、練習するうちに、上手くなり
だんだん互角になってきた。毎回いろいろな展開があってスリル満点だ。

こりゃホントにラジコンの醍醐味やねん!

こんな砲撃アクションがでたら最高なんすけどね(これは画像処理っすよ(^^; )


家族でも楽しめる!



やっぱり
・初心者でも少しの練習で操作できること(とにかく速過ぎるのはダミ)
・基本性能が優れていること(耐久性、動作の正確さ等)
・ゲーム性があること(勝敗が、操作能力、知力、偶発などによる)

を満たしているものって、飽きないし長くヒットするんとちゃうかな?
メーカーさん、そこんとこよろしく!


結論:日本はやっぱしラジコン大国やなあ〜!



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