12月10日(水) ハレアカラの日の出 & ホエールウォッチング


■ハレアカラのサンライズ見物(人生観かわるかも?)

ハレアカラとは、マウイ島にある火山の名前で標高3000m、元々は有名はハワイ島のキラウエア
と元は一緒だったという、火山です。ここは頂上までハイウエイが開通しており、車で登ることができます。
今回は、ありがたい日の出を拝みに朝3時起床にて突撃を敢行しました。
まず出発前までに山頂の天候と日の出の時間をウエブで調べます。ありがたい事にハレアカラ山頂の
天気予報がウエブにて公開されています。 これや
尚、午後からは雲やガスが発生するので午前中、できれば10時までには山頂に登りましょう。
本日の日の出は6時40分。日の出の30分前から明るくなりはじめるので、それまでに到着する必要が
あります。カアナパリからハレアカラ山頂までは2時間位かかりますので見越して出発です。

夜中の道はとにかく暗い。おまけにたまに走っている車は120キロ以上で飛ばしてるし結構恐いです。
また山頂近くのワインディングロードも真っ暗けでかなり恐いので初心者はやめておきましょう。

5時に山頂に到着しましたが、既に駐車場は車でいっぱいです。そして何よりつらいのが「死ぬほど寒い」
一応真冬の装備で行ったのですが、とにかく気温は5度前後で突風が吹きまくり、さらに高山病状態に
なって心臓ぱくぱく、凍死寸前、まさに修行です。
この状態で日の出をひたすら待つのですからつらい。。。
毛糸の帽子、手袋、カイロ、毛布、コーヒー等は必須です。ボウズは本当に失神寸前で早々にリタイヤ。
オヤジも倒れる寸前でした。

しかし、その時。。。

その辛さを補ってあまりある、荘厳な大自然のショー。雲海の中から神々しい光を放って昇る太陽は、
この世のものと思えないほどの存在であります。ハッキリ言って全身鳥肌状態、固まりました。
これは凄い! 超オススメ★★★★★

日の出を見る見物者たち(防寒着に着目)


日が昇ってからは、これまた有名な火口を見物しましょう。ハレアカラクレーターと呼ばれるそれは
まさに月世界。本当に宇宙飛行士がここで訓練したとか、2001年宇宙の旅のロケが行われたとか
逸話の通り、まさに地球上とは思えない荒涼とした世界です。


なお、今回は参加しませんでしたが、山頂からチャリンコでふもとまで一気に下る、バイクダウンヒルも
人気のアトラクションです。いろいろなツアーがでていますが、どれも内容は似ていて100ドル前後。
(但し、道端のあやしいエージェントでは50ドルくらいからあります。誰か挑戦してちょ)
日の出を拝むツアーはちょっと高めで出発も夜中です。但しヘルメット、手袋、防寒着は一式貸して
くれます。これもなかなか爽快で楽しいのでおすすめ。とにかくブレーキだけを頼りに一気に駆け下ります
が、時には「すっころんだら死ぬぜ」ってくらいスピードがでてスリル満点。
尚、女性の参加者もおり、練習やサポートもしっかりしているのでまず安心でしょう。
有名どころでは「マウイ ダウンヒル」ってのが沢山ツアーを出してます。

■ホエールウォッチング(人生観変わるかも2)

寝不足と高山病でもうろうとして寮に帰るや否や、ホエールウォッチングに出発。
ラハイナの港から出港して2時間クルーズして戻ります。クジラが見えなかったら次回無料のギャランティー
付き。これも沢山ツアーがありますが、最低は19ドル位。平均30〜40ドルです。
見えるのはザトウクジラというやつで、12月から3月にハワイ近辺に沢山やってきて繁殖するそうです。
時にはハイウエイ沿いからも見えることがあり、車の事故を誘うとか。。

ラハイナの港を2時近くに出港。


数十人乗りのアウトリガー艇に乗り込み出港です。先に出港している偵察船と無線で連絡をとりながら
クジラが出没するスポットに船をすすめます。尚、なぜか関西テレビの取材やらC販の取材やらが
乗り込んでいました。
船内ではクジラの生態などをしつこいくらいにオネーサンがしゃべりまくって雰囲気をもりたてます。
さて、海をさまよう事1時間20分、もうあきらめかけていたその時、突然船長が
「右手200フィート向こうに親子2頭発見」(と英語で行ったと思う)の声に客はどよめきます。
固唾をのんで見守るその時、「ピュー」っと潮が吹き上がり、大きな体の一部が海面に姿をあらわしました。
「おおー!」と歓声があがります。
そして、そんなこんなを繰り返したあと、突如!

でた! クジラの大ジャンプ!

(この画像はイメージ画像です。さすがに瞬間はとれなかったので。)
見事な大ジャンプを我々の前に見せてくれたのです。これは超ラッキー!
とにかく言葉を失うほどの迫力と感動がありますな。このシーズンにハワイに行く人は見たほうがええよ。
★★★★★ ジャンプの後も尾びれを何度も海面にたててくれる大サービスで大いにお客さんを沸かせました。
中に人が入ってるんじゃねーの?といいたくなるほどの見事なパフォーマンスに感激です。
(尚、この時もボウズは船酔いで沈没していました。。。とほほ)

これは私が撮影しました。


本日は、とても有意義なイベントが2本、朝も昼も鳥肌たちっぱなしってな日でした。

夕食はコテコテのハワイアンディナーを食べて寮に帰りましたとさ。
つづく


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