2003年04月06日

ニューヨーク水族館
 
またまた、本題に入る前に・・・

4月の最初の日曜日は、全国的な大イベントがある。

サマータイム

そう、あらゆる時計を一時間進めるのだ。日本との時差は14時間から13時間になる。
10月の最終日曜には再び1時間戻してサマータイムは終了する。

正確には日曜の午前2時に、突如1時間すっ飛ばして3時になる。
TVやラジオでもガンガンやってるし、国民はなれたものらしいが、日本から来た
人は良く忘れて次の月曜に遅刻したり早く行き過ぎたりすることがあるそうだ(^^;

当家では、土曜の晩にさっさと家中の時計を1時間進めてしまった。
ただし、アメリカ国内で販売されている時計で、カレンダーにリンクしているものは
自動的にサマータイムが設定されると聞いて、アメリカで買った時計は試しに
そのままにしておいた。

翌朝起きてみると・・

 

確かに、ちゃ〜んとサマータイムになっていた。すげー!!

この時計、電波時計で時々正確な時刻を自動的に受信して修正する賢いやつである。
そりゃサマータイムくらいお茶の子さいさい(死語)か・・・

あと、ケーブルテレビのコントロールボックスの時間表示も自然に直っていた。


先進国では80国以上がサマータイムを導入しているらしい。
日本でも大昔やったことがあるらしいが(サザエさんで出てくる)
不評につき数年で終わってしまったそうだ。

そもそも何のためか?は諸説あるようだが、昼の時間を長くして電気をつける時間を短くし
節電するとか?いうことが言われているが、どうも怪しい・・
昼間は昼間で別の電気食うだろうし(冷房とか)、そもそもこの国で節約とかいう概念が重視
されるとも思えない。
それよりも、平日仕事をひけてからの明るい時間を有効に使おうってほうがまだしっくりくるかな。

まあ、アメリカに来たからには、生活習慣の一つとしてなれるしかないし活用したほうが良いだろう。


そんなこんなで、1時間損した日曜日の朝、ニューヨーク水族館に突入した。
なんとか生活も軌道に乗ってきたし、そろそろ観光地も開拓や!

ニューヨーク水族館は、マンハッタンからも近いブルックリン南部のコニーアイランド(Coney Island)
にある。ここは、遊園地、水族館、ビーチを含む一大ウォーターフロントエリアで、日本で言うと
お台場みたいなやつだ。高速を乗り継いで40分あまりで到着した。

大人11ドル、子供7ドル、駐車場7ドルを払って、いよいよ水族館に突撃する。
(なお、園内マップには、ブロンクス動物園の子供無料入場券がついているので捨てないようにしよう)

まず目に飛び込む大きな水槽


エイやった・・・ひらひらと宙を舞っているようだ。
下から見ると、コミカルな顔をしていた(^^;


水槽の前には、小さい子供が座れるようなスペースがあって、子供がかぶりつきで見ていた。
 

トロピカルなやつもいた。。。けど少なかった
  
どちらかというと、NY近郊にいる硬派な魚が多い(^^;

セイウチやアザラシ君の水槽もある。デカい


カブトガニを触ってみよう!のコーナー  ちょっと怖い(^^;


顔を半分出し、じっと黙して動かぬワニ・・・・・熱川バナナワニ園を彷彿とさせる(^^;


65000ボルトを発生させる電気ウナギ・・・・あまりお友達にはなりたくないな(^^;


じいさん顔の海亀


かなり凶悪な顔つきのサメ・・・・やばかった(^^;


ちょっと外で休憩する

最近ちょっと、気温が下がってしまい、晴れてはいたけど肌寒い日だった。


を!なにやら幻想的な水槽を発見!



毒クラゲじゃん!!・・・・げろげろ(^^;



旨そうなカニを見て、自分を落ち着かせる(^^;


大型海獣のモニュメントの前で記念撮影
 

外ではセイウチの餌付けショーみたなのをやっていた。


もう少し暖かくなると、イルカショーやアシカショーもあるそうだ。

お手軽に楽しめる、なかなか良い水族館だった。
ただ、東京近郊の水族館にあるような、パンチのある目玉(マグロの回遊とか珍魚とか)は無かった。


水族館を出ると、そこはすぐ砂浜である。
夏は、江ノ島ばりに混雑するらしい。白砂でなかなかきれいな海岸だ。
  

海岸には、板張りの道(ボードウォーク)が延々と続いている。
散歩する人、ジョギングする人などが行き交っていた。なかなか雰囲気が良かった
  

そして水族館の隣には、80年以上営業している、花屋敷状態なレトロな遊園地が2つある。
営業は4月の中旬以降からだ。
今にもぶっ壊れそうなジェットコースターとか、昔懐かしい乗り物がひしめいていた。

なぜかゴーカートとバッティングセンターだけは営業していた。


とりあえず、乗ってみた


身長制限で、残念ながら隊員Aの単独走行はならず隊長との二人乗りとなった。一回8ドル。
幅の広いコースを数台でいきなりレースするのだ。結構燃える・・・・というか結構危ない(^^;
熱くなってブツける輩とかいてもおかしくないな、こりゃ・・


帰りは高速道路(ベルトパークウェイ)が結構渋滞した。
家に戻ってから、しばらく明るかった。7時でも昼間みたいだ。さすがはサマータイム!



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