2003年04月25日

ドライブ・ワシントンDC-その2

さて、ワシントンDC2日目のテーマは博物館めぐりだ。
有名なスミソニアン博物館群をはじめ、ワシントンDCには沢山の博物館がある。
一つでもじっくり見たらとても一日では見学できないボリュームだ。

とりあえず、3つばかり攻略してみることにする。

宿で朝食をとって、9時半には出発した。
まず、トップバッターは、昨年できたばかりの国際スパイ博物館だ!

FBIの本部の隣にある、というのもなかなかイカす


ものすごい!人気で、朝から長蛇の列ができていた。


なんとか10時半くらいに入場できてほっとする。

館内は、戦時中に実際に使われたスパイの小道具などが満載で、実物の迫力に目を
奪われる。
スパイの歴史や活動、手口などを詳細に紹介してあり、相当のボリュームがある。

残念ながら写真撮影禁止で写真はとれなかったが、口紅型の銃や、傘ピストル、超小型盗聴器
や金庫を開ける道具、暗号化装置に、暗視装置などあるわあるわ。。。小説の世界さながらの
スパイ道具の数々
ボンドカーのレプリカとかもあって、見所満点である。

読み物が相当多く、辞書をひきひき・・・読んでみたけど結構面白い。

冷戦時代のスパイ活動や、道具は、今見てもすごい精巧であり、中でも笑ったのが
ソビエトの小学生が、アメリカ大使館に寄付した木製のレリーフの中に、盗聴器がしっかり埋まって
たってやつ。。実物が展示してありました(^^;


さて、スパイを堪能した後は、いよいよスミソニアン博物館群へ!

スミソニアン協会に加入している博物館は、ワシントンDCだけでも14あり、そのほとんどが入場無料!
と太っ腹!さすがは首都のお膝元だ。

まずは、国立航空宇宙博物館へ行く。
ここは、飛行機の過去現在〜未来へとたどる世界でも有数のコレクションを持つ。
展示される飛行機類は、ほとんどが燃料を入れれば飛べるというから驚きだ。

おなじみライト兄弟の世界初の飛行機

 
大西洋横断に成功したリンドバーグの機体



 宇宙コーナーもかなり充実




アラン・シェパード飛行士がアメリカ初の有人宇宙飛行を成功させた
マーキュリー宇宙船、 フレンドシップセブン


ミサイルを展示するのは、ちょっと勘弁してほすぃな・・・・(^^;




アポロ・ソユーズ・テスト・プログラムでのアポロと旧ソ連のソユーズ宇宙船が
ドッキングした姿(テスト用の機体だそうです)

こんなものが見れるなんて、すごいですなあ〜・・・・


宇宙ステーション、スカイラブ デカい・・・

世界で初めての宇宙観光客、秋山さん 

10数億円を払って、宇宙に行った・・・と紹介されてます(^^;
なお、秋山さんが乗ったソユーズのカプセルも展示されてました。

おなじみアポロの月着陸船(テスト用の2号機)





飛行機類の展示数もハンパじゃねえっス
 



天井から旅客機がぶらさがってるのには、タマげました(^^;
ボーイングDC3

第二次世界大戦時の名機を展示したコーナー

 

スピットファイアーやムスタング、メッサーシュミットにゼロ戦まで・・・すごいっすな
 
 


いや〜またしても、いいもの見せてもらいましたわ・・・・
それにしても、すごいコレクションの数、そして広さ大きさです。圧倒されました。



本日最後は、国立自然史博物館だ


ホントに良く歩いたなあ〜 アメリカに来てから歩いた歩数の90%はこの2日間だったかも?(^^;



ここは、スミソニアン最古の博物館だそうで、地球が誕生してから46億年の歴史をたどり、自然界に
存在するすべてを網羅する、、というこれまたぶったまげのコレクションである。
地球上の生物、化石、鉱物から地球の成り立ちや文明の起源までを紹介。

広すぎてとても網羅できないので、とりあえずランダムに突撃する。
 

中央のホールに展示されるアフリカ象


やっぱ隊員が一番喜ぶのはこれ!
恐竜の化石じゃっ
 

 
今にも吼えて襲ってきそうなティラノサウルス
 






始祖鳥の化石


モアイ像発見!


人類の歴史コーナーもなかなか興味深い




最後は、アメリカの博物館にやたらある、3Dシアター(IMAX)で昆虫の映画を見た
すごい迫力だった。蝶のハネに生える毛の一本一本まで浮かび上がって見えた


かなり駆け足で見たけど、3つの博物館を見るのが一日だとやっとやね
ワシントンDCにあるすべての博物館を見るには、一体どれくらいかかるのか想像もつきません。
見所満載のワシントンDCは、何度行ってもいいかも?


本日も夕刻が迫り、また宿を探してさまよいました。
今日はちょっと奮発してやや高級めなところを狙って、ボルティモアに近いWELLESLEY INN
にニューコールした。一泊100ドル超えたが家族4人なので、まだまだ安い。

ここは、レストラインがないことを除けばまるっきりホテルみたいだった。
部屋も相当広く、キッチンもあり高級コンドミニアムといった風情で快適でした。
 

翌日は、宿で朝食をとり、家に帰還した。
帰路は、雨や渋滞でやや難儀したが、夕方には家に帰ることができた。
総走行距離は1000キロに達した。
旅費は思いのほか安かったし、なかなか充実して楽しい旅だった。


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