2003年11月23日

誕生会開催

こちらに来て隊員Aの初めての誕生日を迎えることになった。
すでにこちらで出来た友達の誕生会には何度かお呼ばれしているので、開催しない
わけにはいかない状況となっていた(^^;

アメリカ(NY近辺だけかも?)の誕生会の主流は、どうやら外部施設を使ってのお任せパーティー
らしい。家に呼ぶ場合もあるようだが、多くの場合は外部施設に子供達を集めて行う。
マクドナルドやゲームセンター、ボーリング場などがポピュラーだが、およそ子供が出入りできるような
所では、ほとんどどこでも誕生会が出来ると言っても過言ではないほど、ポピュラーなようだ。

とは言え、次々とお呼ばれしてしまうと、すでに近隣の考え付く施設はすでに開催済みとなって
しまい、開催場所について悩むところからスタートすることになる(^^;
呼ぶ子供達の家の場所から言って、だいたいロケーションは決まってくるし、予算ももちろんある。

いろいろ検討した結果、先日行ってなかなか面白かったガーデンシティの航空博物 館で開催する
ことにした。

博物館で誕生会?と思うかもしれないけど、これまたポピュラーで、ちゃんと誕生会パックが用意され
ており、担当者もちゃんといて手馴れたものだ。

準備関係はすべて副隊長が行った。
まず申し込みの電話を入れ、人数や当日のイベントなどの打ち合わせを行い、予約金を払う。
内容は
・IMAXシアター
・博物館見学
・乗り物一回
・食事(ピザと飲み物)
・お土産(グッディーバッグの用意)
といったところだ。金額はすべてメニュー化されている。

一方、こちらでやれねばならないことは、招待状の発送と実際に来る人の確認、ケーキの用意などだ。

招待状は、20人くらいに出した。現地校の子と日本語補習校の子とおおむね半々だ。
開催2週間前に、残額を支払い、二日前に最終人数確定の連絡をする。

最後の最後まで、誰が来るやらドタキャンやらやっぱり来るだの、混乱するのはお約束だ(^^;
結局招待者、本人と親、隊員B含めて当日18人くらい集まる予定となった。

これが会場の航空博物館


まず、到着してチェックインすると・・・

予約金が払いこまれてない、と難癖つけられるところから始まった(^^;
ヤレヤレ

払ってないのにその後のステップが進むはずも無いと思うのだが、役人根性丸出しの担当者は
「とにかくコンピュータに記録がない」「金の受付してる人は今日いない」だのグダグダごたくを
並べてラチがあかない(^^;

この国のこういうのもすっかり慣れてきました(^^;
とにかく金を払った払わないの確認はしつこいくらい必要だし証拠も確保しておくことが重要やね。
とりあえず、絶対払ったはずだからちゃんと調べろー責任者だせーいいかげんにしろーと、まくし
たててやっと折れてチェックイン完了(^^; こんなんばっかし・・・こういう時は強気一辺倒に限りますな


しかし、これは単なる序章に過ぎなかった
本当の地獄はこれから始まるのだった・・・・・・(^^;


集合時間になり、子供達が親に連れられて続々と登場する。
挨拶したり、名簿をチェックしたり、顔と名前が一致しなかったりキリキリ舞い(死語)しているうちに
どんどん時間が過ぎ、最初のイベントのIMAXシアターの時間が迫る

案の定ドタキャンだかなんだかわからない子が2〜3人いたりしてすでにワケわからなくなる。
そうこうしているうちに、子供達が暴れまわりすでに制御不能の様相を呈してきた(^^;

・・・・実にいやな予感(^^;


そもそも、会場の人が子供達の面倒を全部見てくれると思い込んでいたんだけど、そんな人は
つかずに、結局親が全工程を管理してついてまわらねばならなかったのである。

・・・・・実にヤバげ・・・(^^;


とりあえず、時間までに集まった子供達をつれてIMAXシアターに入場する。
ドーム型の超大型スクリーンにド迫力の映画が映し出されるあれだ。
テーマはヘリコプター


会場に入った子供達は、すでに興奮して野獣と 化し、大騒ぎ状態だ・・・・トホホ
何度注意しても、騒ぎは収まらずミニギャング達に手を焼くお父さんすでに脳死状態(^^;
(もちろん中にはおとなしい子や、他の子に注意してくれる子もいたんだけど、集団で興奮
状態になっちゃうともうあきまへん・・)

他のお客さんが少なかったからまだ良かったけど、それでも完全に白い目で見られてる・・・ン〜
約50分の映画は迫力があって面白かったけど、何度も何度も「うるせー!しずかにせーい!」
と注意せねばならず、針のむしろ状態(^^;

映画終了後は、ランチだ。
食堂に移動するが、興奮した野獣共は走る騒ぐ暴れるを繰り返しどーにもならん状態・・・・アヒー!

なんとか席につかせ、ジュースとピザを食べ始めるミニギャング軍団(^^;
 
しかしちょっと気を許すとすぐどっかに散り散りになってしまうギャング軍団


ピザをほおばる隊員A
オマエってやつは(^^;


ピザが終わると、次はケーキだ

近所のスーパーで注文しておいたケーキを当日ピックアップし、持ち込む。
それにしても、この毒々しい蛍光色は一体(^^;

ケーキの前にギャング軍団を集合させ、ハッピーバースデーの歌を歌い
なんとかろうそくの火を吹き消すセレモニーにたどり着いた


隊員Bもしっかり参加してました


ケーキを食べ終わると、じっとしていられない野獣たちが騒ぎ出したので、次なるイベント
「博物館見学」に繰り出すことにした。

すぐ走り出す・騒ぐ・いなくなる小僧達を注意すること178回(当社調べ)・・・(^^;
そろそろ声も枯れてきました(^^;

さらにちょっと気を許すと、いじれるものはすべて思い切り動かし倒す小僧たち・・・

いつぶっ壊れるかとヒヤヒヤしながら監督するお父さんすでに瀕死状態(^^;

時々集合するんだけど、すぐいなくなっちゃうんだよなーこいつら(^^;


まあ、そんなに興奮するほど楽しいのは、いいことなんだけどさ
もうちょっと君たち、大人になってくれへんかなあ・・・・・無理か 子供だもんな

博物館の職員にも注意されまくり、お父さんの血圧と心拍数は限界値に近づく(^^;
  
ホンマに楽しそうやな君たちは・・(^^;


イベントも終盤に近づき、最後のアトラクション Mission to MARSへ

火星探検船に乗り込み、画面にあわせて船体が前後左右に激しく揺れるアレだ
ディズニーランドのスターツアーズみたいなやつだが、実に良く出来ていて酔うほどだった。

もちろんギャング軍団は大興奮で、大騒ぎ
一応他のお客さんの手前「うるへー!静かにせいー」と注意してみたが、もうどうにでもなれー!
という一種悟りの心境に 到達していた(^^;

約2時間のツアーは終わり、最後にロビーに出て、お土産を渡し、ピックアップに来た親御さんに
引き渡して終了




みんな楽しんでくれたかーい!?
いえーい




結論: 出入り禁止(^^;


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