2004年05月30日

コネチカット 旅情(機関車・遊覧船・城・風呂屋・・)

土曜は隊員Aの補習校があったが、せっかくの3連休なので、小旅行にでも行ってみることにした。
目指すはコネチカット州。ロングアイランド海峡をはさんですぐ北側にある細長い州だ。
直線距離は近いが、海峡なのでぐるっとまわるか、フェリーで渡る事になる。

<コース>
家を出発し国道を北上して一路Essex(エセックス)へ ここで機関車と遊覧船に乗る。
その後、Gillette城を見学し、北上してRocky Hillで一泊。夜マサチューセッツのNothamptonまで
北上して風呂屋でひとっ風呂あびてまた戻る。
翌日、Rocky Hill近くの恐竜博物館に行くも月曜休館日で挫折(^^; ブリッジポート(Bridgeport)まで
走ってフェリーに乗り、ポートジェファーソンに到着後、した道を通って帰宅。

家-Essex:Throgs Neck橋を渡ってI95をひたすら北上9号Northに入って3番で降りる
       渋滞も無く1時間50分で到着。途中フェリー乗り場があるBridgeportまで1時間。渋滞がなければ
       車で行ったほうが断然近い。フェリーだと家からBridgeportまで合計片道2時間半くらいかかる。
Essex-Rocky Hill :約30分。Rocky Hillから風呂屋(東天)まで50分

機関車・遊覧船(合計で3時間半)・城までは日帰りでも十分可能。気合入れれば風呂屋まで行っても
日帰りできるが、今回は余裕を見て一泊してみた。


さて、家を出発しようと思ったらちょうどF1ヨーロッパGPの決勝の生放送があるやないの(^^;
佐藤琢磨が予選2位ゲット!と決勝もかなり期待できそうなので、決勝を見てから出発することにした(^^;

琢磨は、表彰台絶対ゲットー!と思われたが終盤無理やりバリチェロを抜こうとして自滅、その後エンジンブロー
でリタイヤした・・・すっぱかった(^^;

気を取り直して10時に出発。渋滞覚悟で突っ込んでいったが、意外なほど空いており、あっというまにコネチカットに
入るとI95をどんどん北上し、あっというまにEssexに到着した。1時間50分。

この街の最大のアトラクションは、機関車&遊覧船のラウンドト リップだ。
蒸気機関車と遊覧船に乗って、出発地点に戻ってくるラウンドトリップで全工程約3時間。
機関車の出発時刻は、一日3回しかないので、乗る時間を決めた上で計画をたてると無駄がなくて良い。
スケジュールは時期によって変わるので、必ず上記ページでチェックしたい。

今回は、偶然12時前に到着したので12時半の回にタイミングよく乗ることができた。

チケットを買って駅で待っていると、なぜか後ろ向きに蒸気機関車が駅に入ってきた(^^;
 

まさに、シュッシュッポッポ〜!の世界だ。鉄っちゃんじゃなくてもワクワクするなあ〜
100年前からこの街を走る本物の蒸気機関車だ

機関車を先頭につなぎ替え準備完了
 

い よいよ乗り込む
 いや〜なかなか雰囲気いいです

ガ タゴト揺られながら、新緑のコネチカットをゆっくり走る 車窓からの眺めもいいねえ
 


機関車に一番興奮していたのは、隊長だったかもしれない(^^;


ちゃんと車掌さんが切符を切りにくる



終点まで行ったあと、来た道をバックし、途中の駅で下車すると遊覧船が待っているのだ

ディープリバー駅です お手回り品お忘れ物無い様お確かめください・・・

今度はこれに乗って、コネチカット川を遊覧する


静かな川をゆったりと下る
 

可愛い橋発見


川の両岸に時々、名物な建物が登場する 左はオペラハウス、右は教会


これが一番目玉な ジレット城

シャーロックホームズ役で有名な、ウイリアム・ジレットが建てた城だそうな

なんか、オモロいカッコしてるな〜


天気もよくサイコーや!


どんぶら船に揺られてまた、もと来た駅に戻り、機関車へ

最後は、先頭部に反対向きに連結された機関車がバックにて、出発地点まで戻る

客車内から、機関車が見える 後ろ向きで変な感じ(^^;



3時半くらいに戻り全工程終了。
たまには、のんびりのどかに、こんな旅もいいもんだねえ〜

今も現役な立派な機関車 石炭をくべるところとかも見れました
 



君たちは、これでよろし(^^;
エッチラホッチラ・・・(^^;

これは展示されていた別の機関車です



さて、この後どうしようかと思ったけど、ふと先ほど船から見えたジレット城に見学に行ってみたくなった
車で、9号線を北上し、6番出口で出ると、城の対岸から船で城にいけるらしいが、城の閉館時間がせまって
いたのでスキップし、7番出口で出て82号線を北上し、城まで直接行った。
チケット販売が終了する4時半ギリギリに到着セーフ!

ジレット城到着

ジ レットは、シャーロック・ホームズ役で世界的に有名になった。「初歩だよ。ワトソン君」というせりふを
考案したのもジレットだそうな。なお、俳優のほか、脚本家や演出家としても成功した。


石造りの変わったお城やなあ〜 しかし金持ちのやることはいちいちすごい


城から、先ほどのコネチカット川を見る すばらしい眺めだ 



城内見学できる
 



ぬわんと! 城内には、シャーロックホームズご夫妻がいた!! 凝ってるなあ〜


なぜか日本人の肖像画が・・・

OSAKI YUKITAKAとあるが・・・




この時点で5時過ぎ。帰宅することも出来たが、せっかくなので一泊することにした。
宿はなんのアテも無かったので、とりあえず、9号線に乗って北上し、I91号に入ってさらに北上。
Lodgingの看板を見てテキトーにニューコールした。
サービスエリアに寄っておれば、宿のクーポンなどがのった本をゲットできるのだが、今回は無かった
ので直接モーテルなどに突撃した。

結局、いつもの(^^; ハワードジョンソンに投宿
 

ツインの清潔な部屋だ。寝るだけだしこれで十分
最初、1泊一部屋75ドルと言われたが、マケてくれよって頼んだら68ドルにしてくれた(^^;
教訓:モーテルではとりあえず値下げ交渉してみよう

なお、AAAに入っているとだいたいスペシャルレートになるようだ。遅ればせながら入ろうっかな

さて、まだまだ日も長く外は明るい。
さらに、ふと思い立って、マサチューセッツにある風呂屋に行ってみることにした。

I91をさらに北上し、マサチューセッツに入って18番出口を出て約10分。宿からは50分ほどだった。
Northanptonという小さな学生の田舎町に、なぜか、日本風の風呂屋がある

これがその風呂屋 NYに住む日本人の間では結構有名な、東天


木で作られた底の深い樽風呂のような風呂桶を持つ個室を時間貸しで利用できる
本当は予約していったほうが良いらしいが、電話番号を忘れたので直接突撃した。
偶然すぐに入れた。ラッキー!
 

湯は温泉ではないのだが、なるほどこれは、ひなびた田舎の温泉宿に来た気分だ。
やはり深い風呂にゆったり入れるのは気持ちいい。結構混雑しているようだった。

日本人が経営しているわけではなく、日本式の風呂にほれ込んだアメリカ人が作ったものだそうだ。
風呂で旅の疲れを癒した後は、この小さな街にて、中華料理なんぞを食し、ふたたび高速を走って
宿に帰還した。10時半だった。ぐっすり眠れた


さて、翌日は、これまたたまたま宿に近くにある(I91号の23番出口)、恐竜公園へGO!


しかし、月曜休刊日だった・・・(^^;  挫折・・・

しかし、せっかく来たので下見ってことで、侵入してみた(^^;

なぜか、森の中のトレッキングコースなんかがあった
 

うっそうと深い森へ進軍する。大丈夫かよ?をいをいって感じ(^^;
蚊に刺されまくった(^^;

をを!恐竜の足跡発見! 化石のようだ
ばんざーい

これは恐竜の足跡から、石膏で型をとるアトラクションらしい・・・



化石などが発見された地層のようだ


と、無人の恐竜公園を徘徊した(^^; 残念だった・・・・・


まだ午前中だったが渋滞を避けて早めに帰還することにした。
I91号が、17番出口で分岐するCross PKWYにのって南下し47番で降りて、そのまま南下して
Bridgeportへ。ここでポートジェファーソン 行きのフェリーに乗る。
特に予約無くても乗れた。チケットはなぜか乗船してから買う。

ちょっと天気が崩れてきて寒かった・・・

約1時間15分で、コネチカットとロングアイランドを結ぶ 渋滞知らずで楽ちんだ

船内でランチを食す


2時前には、ロングアイランドに上陸し、した道(ノーザンブルバード)を通って、ゆっくり帰宅した

途中、いくつか大きな花屋(園芸屋)があったので、花などを買ったりして寄り道した


おしまい

機関車と遊覧船のビデオ(WMV形式、約10MB、2分)



結論: 日帰りや小旅行にオススメです


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