2006年01月14日

BODIES 人体の不思議展

日本でも「人体の不思議展」として昨年各地で展示があった、実物標本による人体展示展
がここNYでもBODIESとして開催されてい る。

場所は、ロワーマンハッタンのお台場ことサウスストリートシーポート


本日は、あいにくの雨天でした・・・


展示会場は、レストランなどが入っているウォーターフロントのビルではなく、FULTON通り沿いの
GAPが入っているビルだった



これ看板ね うひゃ〜



以前、フィラデルフィアでグロい博物館に入ったのがトラウマになって副隊長はリタイヤ(^ ^;
仕方なく、隊長一人で突撃だ

そういえば、シカゴで人体の輪切り見たあとも、しばらくステーキ食べられなくなったっけ
一抹の不安が脳裏をよぎる

会社のアメリカ人に何人か聞いてみたが、まだ行った人はいなかった。
が、「怖いよ、みたくね〜!」という人が多かった

一応レビュー記事などをチェックしてみた

BODIES...The Exhibition will give the public the unique opportunity to see first-hand the inner
workings of our bodies through authentic, preserved human body specimens. BODIES,
The Exhibition is a 32,000 square foot exhibit that features 22 whole body specimens,
as well as more than 260 additional organ and partial body specimens.
 
"Awesome! Very, very educational exhibit. I would highly recommend for all ages to go and learn
about the human anatomy." 

"I experienced this exhibit at MOSI in Tampa, FL this week. It is an awesome display and a great
learning tool for teachers (or anybody that wants to learn about the body). All functions and systems
of the body are shown and described at various stations. It is an exhibit that you won't want to miss!" 

まあ、グロくはなさそうだ。どちらかというとアカデミックな展示らしい。


さて、写真撮影禁止なので、ここからは文章だけ
なお、日本の展示会のサイトに、展示標本の写 真などが結構掲載されてました。


入場料は、24.5ドル 
土曜の午後は結構な混雑で、入口に待ち行列が出来るほどだった。


さて、標本だが まず生前に献体の意志を確認されたことを前提に展示されている。
心の中で「ありがたや」を唱えておこう

展示の主旨だが、従来医学の現場でしか知る由の無い、実物標本を通して、人間、からだ、健康
そして命について見学者に自分自身の事として考えてもらう事だそうだ。

従来は、臓器などの標本化はホルマリンに頼るしかなく、非常に扱いづらいものだったが
人体の水分をすべて特殊な樹脂に置き換える、プラストミック標本という手法が開発され
常温で半永久保存でき、弾力がある標本が展示できるようになったのだとか。


で、展示の感想ですが
全然グロくなかったです。標本はプラスチックっぽくて何か生生しさが無いというかつくりものっぽく見える。
極めてアカデミックに展示してあり、おどろおどろしいものでは無かったです。

骨、筋肉、神経、血管、臓器など、それぞれについて詳細な標本、解説があってそれらの仕組みや
よく出来ている点など、非常に勉強になる展示でした。

自分の体の中ってこうなってるのか〜 としげしげと見入ってしまった。
病気になった時でも、こういう標本で解説してもらうときっと理解度も全然違うんだろうな、などとも思った。

それにしても人間の体って凄い まさに宇宙だ
これほど複雑なものがすべて無駄なく血が通って機能し続けているという事について、素直な驚きがあった。

時々、コミカルなポーズをとらされている標本があったりして、おいおいと思うこともあったけど
総じてみて、大変教育的に価値のある展示でした。



結論: しっておこう体のしくみ


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